整骨院を営む傍ら、ソフトテニス全国大会帯同、地域のソフトボールクラブへのテーピング指導等を行うスポーツトレーナーとしても活躍。現在は山陽女子中学校・高校ソフトテニス部トレーナーを兼務。

【略歴】
2009年03月
朝日医療専門学校卒業
2009年04月
ついてるケア入社
2012年12月
ついてるケア退社
2013年05月
もみの樹整骨院開業
2016年~
山陽女子高校、中学校ソフトテニス部トレーナー就任

今勢いのある注目のスポーツ ソフトテニス

ソフトテニスは日本発祥のスポーツと言われ硬式テニスと同じコートを使用してプレイします。
現在競技スポーツとしてはもちろんのこと、老若男女問わず幅広い年齢層が楽しめる生涯スポーツとしても普及、定着しており、競技人口はなんと約54万人を数えます。
現在はオリンピック大会への参加を目標にさらなる普及活動も進められています。
そんな発展著しいソフトテニス界で、トレーナーとして活躍されている小林院長に愛用いただいているアクションテックスについて伺いました。

全国優勝という実績を残せたことがきっかけで、抜け出せなくなりました

インタビュー

―先生がトレーナーになられたきっかけをお聞かせください。

整骨院を開業して以来、スポーツをしている学生さんやママさんバレーをされている方が多く来院されていたことや、院内のことをスタッフに任せられるようになったことがきっかけで、外へ出られる機会が増えました。

当時、高校3年生のとあるチームの試合を見に行く機会があり、強豪チーム揃いの中でどうにか勝たせてあげたいという監督の強い思い入れにも後押しされて、帯同させていただくことになりました。
試合の結果、全国個人戦・団体戦で優勝を果たしたことが一つ大きな実績となったことがきっかけで、そこから抜け出せなくなりました(笑)

当時、テーピングを巻いているのはうちのチームだけでしたが、優勝して専門誌などに取り上げられて以来、テーピングそのものが注目されるようになりました。

施術をさせてもらった選手である生徒さんから親御さんに「トレーナーの施術が良かった」と伝えてくれていたことから、親御さんからの信頼もいただけるようになり、今ではトレーナーとして中学生・高校生の両方を見るようになりました。

選手それぞれの要望を聞き入れながら対応するように心がけています

山陽女子

―アクションテックスを使用いただいている理由(経緯)をお聞かせください。

もともと別のメーカーの商品を使用していましたが、粘着力・強度に少し物足りなさを感じていました。そこでアクションテックスを使用したところ、粘着力も強度もあり、巻いても踏ん張れるところが気に入りました。

まだ体が成長過程にある不安定な状態の中学生・高校生の足首に対して、捻挫などのケガ対策としてヒールロックを巻く時などに使用しています。

―テーピングの使用は「ケガの対策」と「ケガの処置」どちらに多いでしょうか?

痛みが出る前・出た後に関わらず使用していますね。 トレーナーという監督よりも選手に近い存在として、選手の相談に乗りながら症状や要望を尊重して処置しています。テープを巻いてみて、違和感を覚えたりする選手もいるので、テーピングの使用を強要したりはしません。自分が担当している選手たちのことはある程度把握しているので、選手それぞれの要望を聞き入れながら対応するように心がけています。

テニスに多い症状として、膝を痛めてしまったり、試合中に足を滑らせ、足首を痛めてしまうことがあります。室内テニスの場合はシンスプリントや疲労骨折が多いですね。堅い床の上で踏ん張った時に、靴の中で足が動いて大きな負荷がかかり、そうすると足底に影響が出てしまうため、アクションテックスを足底に巻いてアーチをつくってあげることもあります。

―どのような部位にテーピングを巻くことが多いでしょうか?

足首・膝・手首が多いですね。試合の前や、試合と試合の合間に巻くことが多いですが、10~15分の間でできることは限られています。足首にはヒールロックを手早く巻く場合が多いですね。

また、アクションテックスの場合は粘着性があるため、汗をかいていてもタオルで拭き取れば巻くことができるのが良いと思います。

“万能”なアクションテックスは他のテープと併用することも

アクションテックス

―アクションテックスに出会う前に、利用されていた製品があればお聞かせください。

以前は固定用テープのホワイトアクションを使用していましたが、テニスは動きの多いスポーツなので、動きを制限してしまうと選手としては動きづらくなってしまう懸念がありましたし、強度や伸縮率などの総合的な機能という観点から、使いやすいのはアクションテックスだと考えています。

テニスは試合間隔が短く、体が左右に振られるスポーツです。そのような状況の中で、自分の筋肉だけでは難しい部分を補いサポートすることが重要です。

アクションテックスは巻いてもある程度動ける程よい伸縮が魅力だと思います。粘着力もあるので、他の伸縮テープを巻いて筋肉のサポートをしながら、伸縮テープを剥がれにくくするための「止め」の役割としてアクションテックスを併用することがあります。そうすることで、筋肉のサポートを行いながら固定することができます。生地は伸縮テープとしては比較的厚みがありしっかりしていますが、私は気にならない厚みですね。

―最後に、アクションテックスを一言で表すならば、どのような言葉が当てはまりますか?

“万能”です。

貴重なお話をありがとうございました。選手の要望を尊重しながらサポートされるトレーナーとしての姿勢が、選手だけでなく、監督や親御さんからも厚く信頼されている理由ですね。今後益々の発展をお祈りしております。

小林氏が愛用するアクションテックスとは

撥水性が高く、汗や水に強い

撥水加工を施しているので、テープを貼ったままシャワーを浴びることもできます。水に濡れても乾きやすいテープです。

低伸縮なので、しっかり固定

伸縮率は巻きやすい約130%程度に抑えています。生地も厚めなので、しっかりとした圧迫固定が必要な方におすすめです。

重ね貼りもできる、強い粘着力

全面のりタイプでしっかり粘着。剥がれにくいので、足関節などの関節部位の固定の際も重ね貼りが可能です。

肌にやさしいアクリル系粘着剤

粘着力は強いのに、カブれにくいのも特長。長時間の使用時にもおすすめです。