対応方法をご紹介

お子さまが遊んでいる時やスポーツをしている時に
ケガをされた経験はありますか?
その時、どのような対応を行えばいいか
分からなかった経験はありませんか?

また、医療機関にかかった後でも
お子さまが痛みを訴えている状況が
続いて困っていませんか?

「子どもがケガをして痛がっている」
「どうすればいいか分からなくて不安」

そんな時にこちらのサイトをお役立てください。

※切り傷等出血を伴うケガ、やけどなどに関しては明記しておりません。予めご了承ください。
※応急処置はあくまでも一時的な対処法のため応急処置後は必ず医療機関にかかり適切な診断を受けてください。

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肩 指・手首 もも ひざ 足首 ひじ・うで 腰 ふくらはぎ かかと・足裏

日常的に肩の悩みを訴えている場合

思い当たる節はありませんか?

  • 転んだときに肩を地面に打ってから数日経っている
  • 過去にケガをして肩に不安を抱えている
  • 野球、テニス、バレーボールなど、腕をよく使うスポーツをした後、痛みやだるさが出る
  • コンタクトスポーツ(柔道、ラグビー、レスリング、相撲など)を行っている
都道府県別の専門家を見る
肩のトラブルに特化したサポーターを見る

※痛みがなくなっても、ケガをしたところが完全に治ったわけではありません。適切な方法で対処しないと再発する恐れもあるため、個人での判断が難しいと感じた場合は専門家の指示を仰いでください。

日常的に指・手首の悩みを訴えている場合

思い当たる節はありませんか?

  • 子どものうでを強く引っ張ってから数日経っている
  • 子どもが転んで手をついてから数日経っている
  • 過去にケガをして指や手首に不安を抱えている
  • バスケットボールやバレーボールなどのスポーツをしている時、指にボールがぶつかってから、動きがぎこちない
  • スマートフォンを見ていることやゲームをしていることが多い
都道府県別の専門家を見る
指のトラブルに特化したサポーターを見る

※痛みがなくなっても、ケガをしたところが完全に治ったわけではありません。適切な方法で対処しないと再発する恐れもあるため、個人での判断が難しいと感じた場合は専門家の指示を仰いでください。

日常的にふとももの悩みを訴えている場合

思い当たる節はありませんか?

  • ストレッチ行う習慣がない または ストレッチのやり方がわからない
  • スポーツを盛んに行っている
  • 過去にケガをしてふとももに不安を抱えている
  • テニスなど瞬発的に動くスポーツを行っている
  • 陸上、サッカー、バスケットボールなど走ることの多い競技を行っている
都道府県別の専門家を見る
ふともものトラブルに特化したサポーターを見る

※痛みがなくなっても、ケガをしたところが完全に治ったわけではありません。適切な方法で対処しないと再発する恐れもあるため、個人での判断が難しいと感じた場合は専門家の指示を仰いでください。

日常的にひざの悩みを訴えている場合

思い当たる節はありませんか?

  • スポーツ中に人や物とひざがぶつかって数日経っている
  • 過去にケガをしてひざに不安を抱えている
  • 陸上、サッカー、バスケットボールなど走ることの多い競技を行っている
  • ジャンプ、ダッシュなど同じ動作を繰り返すことが多いスポーツを行っている
都道府県別の専門家を見る
ひざのトラブルに特化したサポーターを見る

※痛みがなくなっても、ケガをしたところが完全に治ったわけではありません。適切な方法で対処しないと再発する恐れもあるため、個人での判断が難しいと感じた場合は専門家の指示を仰いでください。

日常的に足首の悩みを訴えている場合

思い当たる節はありませんか?

  • 走っていて転んだ、ひねった(くじいた)後から数日経過している
  • スポーツ中に足をひねった(くじいた)後から数日経過している
  • 階段を踏み外した
  • 遊具などの高い所からジャンプして着地した
  • 陸上、サッカー、バスケットボールなど走ることの多い競技を行っている
  • ジャンプ、ダッシュなどの動作を繰り返すことが多いスポーツを行っている
  • 過去にケガをして足首に不安を抱えている
都道府県別の専門家を見る
足首のトラブルに特化したサポーターを見る

※痛みがなくなっても、ケガをしたところが完全に治ったわけではありません。適切な方法で対処しないと再発する恐れもあるため、個人での判断が難しいと感じた場合は専門家の指示を仰いでください。

日常的にひじ・うでの悩みを訴えている場合

思い当たる節はありませんか?

  • 子どものうでを強く引っ張ってから数日経っている
  • 手をついて転んでから数日経っている
  • 遊具などの高い所から落ちて手をついてから数日経っている
  • 過去にケガをしてひじやうでに不安を抱えている
  • 野球やテニスなどのうでをよく使うスポーツをしたあと、痛みやだるさが出る
都道府県別の専門家を見る
ひじ・うでのトラブルに特化したサポーターを見る

※痛みがなくなっても、ケガをしたところが完全に治ったわけではありません。適切な方法で対処しないと再発する恐れもあるため、個人での判断が難しいと感じた場合は専門家の指示を仰いでください。

日常的に腰の悩みを訴えている場合

思い当たる節はありませんか?

  • 過去にケガをして腰に不安を抱えている
  • スポーツを盛んに行っていて、腰がだるい
  • 勉強中やゲーム中に姿勢が悪い状態が続いている
都道府県別の専門家を見る
腰のトラブルに特化したサポーターを見る

※痛みがなくなっても、ケガをしたところが完全に治ったわけではありません。適切な方法で対処しないと再発する恐れもあるため、個人での判断が難しいと感じた場合は専門家の指示を仰いでください。

日常的にふくらはぎの悩みを訴えている場合

思い当たる節はありませんか?

  • ストレッチ行う習慣がない または ストレッチのやり方がよくわからない
  • スポーツを盛んに行っている
  • 過去にケガをしてふくらはぎに不安を抱えている
  • テニスなど瞬発的に動くスポーツを行っている
  • 陸上、サッカー、バスケットボールなど走ることの多い競技を行っている
都道府県別の専門家を見る
ふくらはぎのトラブルに特化したサポーターを見る

※痛みがなくなっても、ケガをしたところが完全に治ったわけではありません。適切な方法で対処しないと再発する恐れもあるため、個人での判断が難しいと感じた場合は専門家の指示を仰いでください。

日常的にかかと・足裏の悩みを訴えている場合

思い当たる節はありませんか?

  • 陸上競技やジャンプを繰り返すスポーツを行っている
  • スポーツを盛んに行っている
  • 足のサイズに合っていないシューズを履いている
  • 体が硬い
都道府県別の専門家を見る
かかと・足裏のトラブルに特化したサポーターを見る

※痛みがなくなっても、ケガをしたところが完全に治ったわけではありません。適切な方法で対処しないと再発する恐れもあるため、個人での判断が難しいと感じた場合は専門家の指示を仰いでください。

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「今すぐ何とかしてあげたい!」
大切なお子さまが痛がっていたら
すぐに助けてあげたくなりますよね。

でもちょっと落ち着いて!
患部を急に動かすと
かえって危険なケースもあります。
お子さまの状態をしっかり見て、
取るべき行動を判断しましょう!

※応急処置はあくまでも一時的な対処法のため、
応急処置後は必ず医療機関にかかり適切な診断を受けてください。

こういう時は救急車や医師を!
  • 呼びかけても返事がない
  • 頭や背中を強く打ち、手足を動かせない
  • 出血が止まらない
  • うでや足を強く打って変形している
救急車や医師を呼ぶ
こういう時は応急処置を!
  • 足をひねって腫れている
  • 転んでひざやひじを打った
  • ダッシュでふくらはぎに痛みが出た
応急処置の方法をチェック

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ケガ(ねんざやだぼく、肉離れなど)をした時、応急処置を素早く行うことで、腫れや痛みを抑え回復を早める効果があると言われています。応急処置の基本は「RICE処置」と言われてきましたが、近年、「RICE」に「P」を加えた「PRICE処置」と呼ばれる方法が広まりつつあります。

応急処置はケガをしてから医療機関にかかるまでの間、ケガの悪化を最小限に留めるためのものなので、処置後は出来るだけ早く医療機関を受診されることをおすすめします。

ねんざ・だぼく・肉離れ (にくばなれ) になった時は

ねんざで横になっている男の子
  • 保護、固定
  • 安静
  • 冷却
  • 圧迫
  • 挙上

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  • Protection
    (保護、固定)

    ケガをした部位が動かないよう、三角巾や段ボール、板などで固定し、さらに悪化しないようにします。

  • Rest
    (安静)

    イスに座るか床に横になり安静な姿勢を取り、ケガをした部位を動かしたり体重をかけたりしないようにしましょう。

  • Icing
    (冷却)

    ケガをした部位が腫れて熱を持っている場合、氷のうやアイスパック(保冷剤でも可)で冷やします。アイシングと同時に圧迫も行うことでより効果が高まると言われています。凍傷の恐れもあるので注意が必要です。

  • Compression
    (圧迫)

    内出血による腫れを抑えるため包帯などで圧迫します。圧迫する力が強すぎると血の流れを止めてしまいしびれなどを起こす場合があるので締めすぎには注意が必要です。

  • Elevation
    (挙上)

    台やタオルを使いケガをした部位を心臓より高い位置に上げ内出血を防ぎます。

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足首

  • 保護、固定:

    ダンボールや板を包帯などで巻き付け動かないようにしましょう。痛みの程度に注意して、可能な限り90°に近い位置で固定しましょう。

  • 安 静:

    動かしたり体重をかけたりしないよう床などにあおむけになり安静な姿勢を取ります。

  • 冷 却:

    腫れや熱を持っている部分を氷のうやアイスパック(保冷剤でも可)で冷やします。指の色やしびれの有無に注意しましょう。
    足首のPRICE処置

  • 圧 迫:

    包帯やバンデージなどで圧迫します。氷のうやアイスパックがある場合は一緒に巻き付けます。

  • 挙 上:

    心臓より足首が上になるように台やタオルで足を上げます。

ふともも

  • 保護、固定:

    ひざを動かすとケガが悪化する恐れがありますので、ふとももからひざにかけてダンボールや板を包帯などで巻き付け動かさないようにしましょう。

  • 安 静:

    動かしたり体重をかけたりしないよう床などにあおむけになり安静な姿勢を取ります。

  • 冷 却:

    腫れや熱を持っている部分を氷のうやアイスパック(保冷剤でも可)で冷やします。ふとももの付け根付近(前から内側にかけての鼠径部と呼ばれる場所)を冷やす際は、体全体が冷えないよう注意しましょう。
    ふともものPRICE処置

  • 圧 迫:

    包帯やバンデージなどで圧迫します。氷のうやアイスパックがある場合は一緒に巻き付けます。

  • 挙 上:

    心臓よりふとももが少しでも上になるようにタオルやクッションで足を上げます。

ふくらはぎ

  • 保護、固定:

    ひざや足首を動かすとケガが悪化する恐れがありますので、ひざから足首にかけてダンボールや板を包帯などで巻き付け動かさないようにしましょう。

  • 安 静:

    動かしたり体重をかけたりしないよう床などにうつぶせになり安静な姿勢を取ります。足首は少し伸ばした状態(底屈位)にしましょう。

  • 冷 却:

    腫れや熱を持っている部分を氷のうやアイスパック(保冷剤でも可)で冷やします。足の色やしびれの有無に注意しましょう。
    ふくらはぎのPRICE処置

  • 圧 迫:

    包帯やバンデージなどで圧迫します。氷のうやアイスパックがある場合は一緒に巻き付けます。

  • 挙 上:

    心臓よりふくらはぎが少しでも上になるようにクッションやタオルで足を上げます。

肩・うで・ひじ

  • 保護、固定:

    三角巾をつけ関節が動かないようにしましょう。

  • 安 静:

    動かさないよう床などに横になるかイスに座り安静な姿勢を取ります。

  • 冷 却:

    腫れや熱を持っている部分を氷のうやアイスパック(保冷剤でも可)で冷やします。手の色やしびれの有無に注意しましょう。
    肩やひじのPRICE処置

  • 圧 迫:

    包帯やバンデージなどで圧迫します。氷のうやアイスパックがある場合は一緒に巻き付けます。ひじの内側にある骨が出っ張った部分の周囲は圧迫し過ぎないよう注意しましょう。

  • 挙 上:

    心臓より受傷部位が少しでも上になるようにクッションやタオルで上げたり、机の上にうでを置きます。

ひざ

  • 保護、固定:

    ダンボールや板を包帯などで巻き付け動かないようにしましょう。

  • 安 静:

    動かしたり体重をかけたりしないよう床などにあおむけになり安静な姿勢を取ります。ひざは軽く曲げた姿勢をとりましょう。

  • 冷 却:

    腫れや熱を持っている部分を氷のうやアイスパック(保冷剤でも可)で冷やします。足の色やしびれの有無に注意しましょう。
    ひざのPRICE処置

  • 圧 迫:

    包帯やバンデージなどで圧迫します。氷のうやアイスパックがある場合は一緒に巻き付けます。ひざの外側にある骨が出っ張った部分(腓骨頭)の周囲は圧迫し過ぎないよう注意しましょう。

  • 挙 上:

    心臓よりひざが少しでも上になるようにクッションやタオルで足を上げます。

指・手首

  • 保護、固定:

    ダンボールや厚紙を包帯などで巻き付け動かないようにしましょう。

  • 安 静:

    動かさないよう床などに横になるかイスに座り安静な姿勢を取ります。

  • 冷 却:

    腫れや熱を持っている部分を氷のうやアイスパック(保冷剤でも可)で冷やします。指の場合、氷水を入れたコップや洗面器などに指を入れると良いです。指の色やしびれの有無に注意しましょう。
    指のPRICE処置

  • 圧 迫:

    包帯やバンデージなどで圧迫します。氷のうやアイスパックがある場合は一緒に巻き付けます。

  • 挙 上:

    心臓より受傷部位が少しでも上になるようにクッションやタオルで上げます。必要であれば三角巾をつけましょう。

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  • Q どのタイミングでPRICE処置を行うといいですか?

    A ケガをしたら速やかに行いましょう。状態に応じておおよそ1~2日間くらいは続けます。
  • Q PRICE処置は全て行う必要がありますか?

    A 可能なかぎりすべて行うことが望ましいですが、まずはすぐにできる処置や、近くにあるもので可能な処置を行いましょう。その間に周囲に協力を求め、包帯や氷など不足しているものを準備しましょう。ただし手荒く扱うと悪化させる場合があるので、不安なときはむやみに動かさず、救急車や医師を呼びましょう。
  • Q 冷却(アイシング)や圧迫の時間の目安はありますか?

    A 応急処置時のアイシングは15〜20分程度しっかり冷やします。感覚がなくなったらアイシングを中断し、1~2時間後に再開します。凍傷の危険があるので、長時間連続で冷やすことは避けましょう。圧迫は応急処置の間、可能な限り続けましょう。
    ただし、冷却や圧迫している部位より先(足先や指先など)がしびれていないか、色が変わっていないかをよく確認することが重要です。
  • Q 氷や足を上げておく台がその場にない場合どうすればいいですか?

    A 氷がない場合、流水や水で濡らしたタオルでも代用可能ですが、速やかに氷を準備してもらいましょう。 足を上げておく台がない場合は、他の用具(イスやボールなど)で代用しましょう。
  • Q ねんざや肉離れで救急車を呼んでもいいの?

    A 適切な応急処置を行えない場合、医療機関に行くまでの間にケガをした部位を動かしたり体重をかけたりしてしまうことで状態が悪化する恐れがあるので、すぐに救急車を呼びましょう。また、ただのねんざやだぼくだと思っていても骨折を伴う場合もあるので、痛みが強い場合や時間経過とともに悪化してきた場合も、救急車を呼ぶか、すぐに医療機関を受診しましょう。