コロナ禍で施術院の多くが院経営の変革が必要となってきました。
中には、この時代の変化に対応をしきれず、閉院を余儀なくされる院もあります。
そんな中、コロナ禍でも多くの患者さまが来院される施術院は全国にあります。
本記事では、そのような施術院さまにインタビューを行い、with コロナ時代でも患者さまが来院される施術院ではどのような取組みを実行しているのかを紹介いたします。
第3回目は、山口県の「中央整骨院」さまです。
山口県岩国市で開業 32 年になる整骨院。
コロナ禍にも関わらず、地域の方々から変わらず愛される施術院である。
柔道整復業務に取り組みながら、美容に関するメニューも取り入れられており、ホームページや宣伝広告費を使わず若い方からご年配の方まで多くの方が来院されている。
私の院では柔道整復に関する施術に加えてマシンによる美容関係の施術も行っています。
ホームページなどは作っていませんのでご紹介の患者様が殆どですが、時代でしょうか無料の情報検索でのアクセスを元にお越しになる方も増しています。
コロナ禍で外出する機会が減少していましたが、with コロナの生活が定着してきており各地でイベントも行われ始め、外出する人も増加していると思います。それと同時に、
コロナ禍であまり気にしていなかった部分の健康面や美意識にも目が向けられるようになったのではないかと思っています。
美容関係の施術の問い合わせも増加しておりますが、あくまで私は柔道整復師です。柔道整復業務と美容業務とのバランスを取りながら今後も行っていきます。
先日、弊社の営業が東京の施術院さまを何件か訪問させていただきました。すると、なんと小学生から美容関係の施術を受ける子どもが増加していることが判明しました!小学生から美容関係のサービスに需要があることには驚きました!美容関係の施術を受ける年齢層が広がっていることも患者数の増加につながっているのかもしれません。
急性期で動けないような患者さまは通院する事がかえって患部のリスクになる場合は無理に来院していただかず自宅での過ごし方をアドバイして療養して頂きます。
その後、ある程度動けるようになってきたら来院をして頂きます。
また患者さまによっては歩くのがやっとの状態で来院される場合もあるので、そういった患者さまが来院された際には一旦院にあるコルセットを着用してもらい、歩行のサポートを行います。車いすや歩行器のようなものも用意をしています。
慢性期の患者さまは、まずは作動テストを行い施術前にサポーターの装着と未装着での動きの違いを見る事もあります。
その後、施術を行い施術前と比べて楽になっていることを実感してもらいます。
その楽になっている状態は施術で一時的に改善されている場合が多く良好な状態をキープするためには日常生活をどのように過ごすかが重要だと思っています。そこで「良くなった状態を日常生活でもキープする」といった目的でサポーターを活用しています。
私の院では、bonbon Adjust腰シリーズとスポーツW ウエスト、プロハードを患者さまに提供しています。
bonbon Adjust W ギアミドルやプロハードは、急性期で来院された患者さまに提供しており、患者さまによっては仕事などの関係で慢性期になってもこれらの商品を使い続けている方もいらっしゃいます。
しかし、私としては急性期から慢性期に変わった際には、bonbone Adjust V ゴムシリーズに切り替えてもらい、自分の筋肉で腰の悩みを解決できるようにサポートしていくことが理想だと考えています。
そのため、この段階の患者さまにはサポーターを提供するだけでなく、ストレッチや筋トレのメニューの指導も行うようにしています。
bonbon Adjust腰シリーズは、背面パーツを変更するだけで様々なサポートを受けられるようになる点が気に入っています。先ほど述べましたが、急性期はW ギア構造でしっかりと固定しますが慢性期になればそこまでの固定は必要なく、自分の筋肉で腰のトラブルの解決につながるようにサポートをしています。
その際には、サポーターの固定力やサポート方法も変更する必要があると考えており、bonbone Adjust腰シリーズを利用して背面パーツのみを取り換えることで、複数コルセットを提供するよりも安価な価格で商品を提供できています。
また、慢性期の患者さまなどで長い期間コルセットを着用する患者さまは、コルセットを装着するためのマジックテープが消耗しやすく、買い替えが必要になります。その際にbonbone Adjust腰シリーズであれば、マジックテープパーツだけを取り換えるだけで再び利用できるようになるため、買い替えのコストを抑えることができます。
患者さまには「腰の悩みが軽くなってくれば背面だけ変えればよいし、マジックテープがダメになれば前立てパーツだけ変えればよい商品」と説明をしていますが、そうすると患者さまは安心してbonbone Adjust腰シリーズを購入されています。
初回で来院された際にサポーターを購入される患者さまもいらっしゃいますが、まずはレンタルという形でコルセットを提供するようにしています。その理由として、提供したサポーターが患者さまの日常生活に合うかどうかは実際に試してみないと分からない点もあるからです。 レンタルという形でコルセットを持って帰ってもらい、次回来院される際に前回渡したコルセットの感想を聞き、患者さまに合ったコルセットを選んでいくようなかたちになります。なかにはレンタルの段階で複数商品を悩まれる患者さまもいらっしゃるので、そういった患者さまには 複数商品をお渡しして試してもらっています。レンタルでご自身がお持ちのサポーターと装着感を比べて頂く事で、ダイヤ工業のサポーターが、いかに良い商品であるかをご理解して頂いております。
田邊先生はbonbone Adjust の商品開発の際にも協力をしていただいた施術院さまになります。コルセットのレンタル運用と聞くと「商品が返却されないのではないか?」「コロナ禍でレンタル運用に対して患者さまに抵抗感があるのではないか?」といったリスクを心配される方もいらっしゃると思います。 しかし、田邊先生の施術院では使用されたコルセットはきちんと返却されていますし、コロナ禍でも大半の患者さまがbonbone Adjust のレンタルを利用されているようです。以前インタビューを行った「ふじい整骨院様」でもコルセットのレンタル運用を行っていることから、レンタル運用は柔整業界では主要な提供手段の1つといえるのかもしれません。 レンタル運用となると、パーツの一部に破損や汚れがあればその商品を患者さまに提供することは難しくなります。そのため、返却のたびに新しい商品を購入しなければいけないリスクがあります。そこがbonbone Adjust であれば、汚れや破損があるパーツのみを買い替えることでレンタル運用を行うことができるため、施術院さまにとって経済的です。 施術院さまでコルセットのレンタル運用を行う際の商品として、bonbone Adjust シリーズをぜひ一度ご検討ください。